- ATMでお金を引き出す時の手数料がもったいない
- 振り込みのために毎回ATMに行くのが面倒
- 学生におすすめのネット銀行を知りたい
振り込みのために、ATMに行くのが面倒で、手数料ももったいないよなぁ
こんな風に悩んでいませんか?
そんな方には、ネット銀行がおすすめです。
実は、ネット銀行ではなく一般銀行を使っていると損をする可能性があります。
なぜなら、ネット銀行は手数料が無料で、全国のコンビニATMを利用可、振り込みはスマホから完了できます。
学生向けクレジットカードなど、学生に特化したお金の知識を発信
学生期間7年で、学生のお金に関することを勉強
20代で資産2000万円達成
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
学生がお金に困らないための知識を身に付けるサイトを運営
この記事では、学生にオススメのネット銀行を、おすすめポイントの理由付きで開設しています。
ネット銀行とは何か?が分からない学生さんにも丁寧に解説しています。
この記事を読むと、
- 「ネット銀行」とは何か?「ネットバンキング」との違い
- 学生がネット銀行を選ぶ時のポイント
- 学生にオススメのネット銀行
が分かります。
結論として学生さんには、住信SBIネット銀行がオススメです!
住信SBIネット銀行は、コンビニ大手三社のATMが使えて、「引き出し」と「振り込み」の手数料が月に5回ずつ無料。さらにSBI証券との連携も可能です!
ネット銀行は実店舗を持たない銀行
「ネット銀行」について調べていると、似たような言葉がたくさんあって、違いがよく分かりませんね。
- ネットバンキング→(サービス)
- オンラインバンキング→(サービス)
- インターネット支店の口座→(ネットでサービスが使える口座)
- オンライン口座→(ネットでサービスが使える口座)
- ネット銀行→(ネットでサービスが使える銀行)
まずは「ネット銀行」とは何かについて、他の言葉との違いを含め説明します。
「ネット銀行」は、実店舗を持たない銀行です。
「ネットバンキング」は、一般銀行のネットサービス
「ネットバンキング」は、一般銀行のインターネットサービスです。
多くの方は、メガバンク(三菱UFJなど)や地方銀行、信用金庫、ゆうちょなどの実店舗を持つ一般銀行で作った銀行口座を持っていますね。
この口座についてオンライン(インターネット)上で、残高照会・振込・振替などができるサービスを「ネットバンキング」と言います。「オンラインバンキング」や「インターネットバンキング」も同じ意味です。
便利なネットバンキングの機能。最近では必須と言っても過言ではないですね。
各金融機関で「○○ダイレクト」と呼ばれることが多いです。
- 三菱UFJ銀行:「三菱UFJダイレクト」
- みずほ銀行:「みずほダイレクト」
- 三井住友銀行:「SMBCダイレクト」
- ゆうちょ銀行:「ゆうちょダイレクト」
「インターネット支店の口座」は、一般銀行のネット口座
「インターネット支店の口座」は、一般銀行のネット口座です。
メガバンク(三菱UFJなど)や地方銀行、信用金庫、ゆうちょなどの実店舗を持つ一般銀行は各地に支店があります。
一般的に銀行口座を開設するには、本店または支店いずれか実店舗の窓口に赴いて手続きをする必要があります。
しかし、実店舗を訪れることなく口座を開設する方法があります。それがインターネット支店です。
インターネット支店ならば、ネットや郵送で口座開設の申し込みができます。
インターネット支店の口座は通帳が発行されませんが、前述したネットバンキングの機能を使えるので、残高照会や履歴の確認ができます。
もちろん一般口座と同じように、ATMで入出金や振り込みなどもできます。
ただし、デメリットとして店頭窓口での入出金には対応していない場合もあります。
実店舗で開設した口座も、インターネット支店で開設した口座も日常使いする分には機能に大きな違いはありません。
「ネット銀行」は、ネット上にしか存在しない銀行
「ネット銀行」は、実店舗を持たない銀行です。
メガバンク(三菱UFJなど)や地方銀行、信用金庫、ゆうちょなどの実店舗を持つ一般銀行に対して、実店舗を持たない銀行があります。それが「ネット銀行」です。
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- PayPay銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- ソニー銀行
- auじぶん銀行
- 大和ネクスト銀行
- ローソン銀行
- みんなの銀行
- UI銀行
「ネット銀行」の口座の開設は、「一般銀行のインターネット支店」の口座開設と同様にネットや郵送だけで完了。
通帳の発行はありません。
ネット銀行の特徴としては、一般銀行に比べて手数料が安く、預金金利が高い。
これはネット銀行が実店舗を持たないので、人件費がかからないためです。
また、ネット銀行はインターネットに特化しているので、ネットバンキングの機能が便利。
一般銀行のネットバンキングだと、インターフェイスが使いづらかったり、時間が制限されてしまいます。
デメリットとしてネット銀行は実店舗が無いので、直接窓口で相談するということはできません。しかしコールセンターなど問い合わせフォームがあるので安心してください。
でも、ネット銀行って危なくないの…?
という方もご安心を。
ネット銀行でも、預金者側に過失が無ければ、インターネット上の情報操作などによる不正払戻しの被害金額は補償されます。
日常使いするには、一般銀行の口座よりもネット銀行の口座の方が便利。
特に、学生のような銀行を使った大きな取引もなく、振り込みとATMでの入出金がメインとなる方にはネット銀行がおすすめです。
- 一般銀行の、インターネットサービスが使える口座
- 一般銀行の、インターネット支店の口座
- ネット銀行の口座
これらの、インターネットで残高照会・振込・振替などの手続きができる口座をまとめて「オンライン口座」と言います。
学生がネット銀行の口座を持つべき理由と選ぶ時のポイント
便利なネット銀行の口座を開設したい!と、思う方も多いと思います。
ですが、ネットで簡単に口座の開設ができる分、選択肢が多くなり迷ってしまいます。
そこで、学生がの口座を持つべきメリットとネット銀行を選ぶ時のポイントを解説します。ポイントは3つ!
- 「引き出し」や「振り込み」で手数料がかからない
- 提携ATMの数が多い
- 証券口座との連携
「引き出し」や「振り込み」で手数料がかからない
ネット銀行選びで一番大切なのは、「手数料無料の回数」が多いことです。
ATMから現金を出す「引き出し」や、自分の口座から別の誰かの口座にお金を送る「振り込み」をするには基本的に手数料がかかります。
ネット銀行では、この手数料が月に何回かまでは無料になります。
この手数料が無料になる回数が多いネット銀行を選びましょう!
学生(特に一人暮らし)の場合、手持ちの現金にゆとりがあるわけではないので、割と頻繁に銀行口座から現金を引き出します。
また、最近は減りましたが何かの支払いで銀行振り込みしか対応できないこともあります。
一回の手数料は110~330円程度ですが、毎回毎回手数料を払っていたら年間単位だと、友達とごはんに2, 3回行けるくらいの金額になってしまいます。
「一円でも無駄な手数料は払わない」これがお金持ちへの第一歩。
多くのネット銀行では、手数料無料の回数について「ステージ制」を採用しています。
ステージ制とは、ネット銀行のサービスを使えば使うほど優遇されるシステムです。
ただし、学生の場合はそんなにサービスをたくさん使ったりはできないので基本的に一番下のステージになることがほとんどです。
手数料無料の回数は、1~2回/月が現実的です。
提携ATMの数
ネット銀行は自分の店舗やATMを持っていません。
なので、ネット銀行の口座から現金を引き出す時は、別の銀行のATMを借りて、そこから引き出します。
これが提携ATMです。
提携ATMの数が多ければ多いほど使いやすさが上がります。
例えば、住信SBIネット銀行の場合、以下の銀行のATMを利用できます。
- セブン銀行
- E-net(ファミマ)
- ローソン銀行
- イオン銀行
- ゆうちょ銀行
つまり、コンビニ大手三社やイオン、郵便局で現金の引き出しが可能です。それ以外のATMは使えません。
ネット銀行なら、「振り込み」はスマホ上で完結できるので、ATMは必要ありません。
ATMを使うのは、現金を「引き出す」時くらいなので、コンビニ大手三社のATMが使えれば十分です。
証券口座との連携
忘れてはいけないポイントが、証券口座との連携です。
当サイトでは学生でも証券口座を持つことをおすすめしてます。
証券口座と銀行口座を連携させると、資金移動がとても便利になります。
口座の連携ができていると、資金の移動がネット銀行口座内でサッと完了します。ほんとに一分かかりません。
「ネット銀行口座内で、投資に使う分だけ口座内で取り分けておく。投資に使う時は取り分けた分から使う」というイメージなので簡単ですし、現金として必要ならすぐに戻せます。
証券口座ごとに連携できる銀行口座は決まっています。
- SBI証券×住信SBIネット銀行
- 楽天証券×楽天銀行
- auカブコム証券×auじぶん銀行
- GMOクリック証券×GMOあおぞらネット銀行
証券口座は、口座を開設する証券会社によって大きく差があります。
手数料が高い証券口座を選んでしまうと、資産形成に大きなマイナスとなります。
- 銀行口座を選ぶ→証券口座を選ぶ、の順番ではなく
- 証券口座を選ぶ→銀行口座を選ぶ、の順で選びましょう!
当サイトでは、SBI証券と楽天証券をおすすめしています。
この二つの証券会社は手数料が安く多くの個人投資家の方もおすすめしています。
また、あまり気にはしなくていいですが、証券口座と銀行口座と連携させると他にも
- 預金金利が上がる
- 手数料優遇ステージ制の条件を満たす
- ポイントがもらえる
というメリットがあります。
おすすめのネット銀行
学生の方におすすめするネット銀行はこちらの2つです。
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
住信SBIネット銀行 | 楽天銀行 | |
引き出し 振り込み 手数料無料回数 | 5回/月 5回/月 | 1回/月 1回/月 |
主な提携ATM | セブン銀行 E-net(ファミマ) ローソン銀行 イオン銀行 ゆうちょ銀行 | セブン銀行 E-net(ファミマ) ローソン銀行 イオン銀行 ゆうちょ銀行 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 |
普通預金の金利 (税引き前) | 0.001% | 0.020% |
証券口座との連携 | SBI証券 | 楽天証券 |
こんな人におすすめ | SBI証券で資産運用をする人 引き出しや振り込みの回数が多い人 | 楽天証券で資産運用をする人 |
詳細を見る | 詳細を見る |
楽天銀行は、2021年12月末に預金残高が7兆円を超え、ネット銀行の中では、口座数は最多となる1100万を超えています。※1
住信SBIネット銀行も、2022年1月には預金残高が7兆円を突破。※2
両行ともネット銀行の中では、頭一つ抜きん出ています。
- 引用:ITmediaビジネス「楽天銀行、預金残高7兆円を超える」
- 引用:ITmediaビジネス「住信SBIネット銀行も預金残高7兆円到達 楽天銀行とデッドヒート」
万人におすすめ!【住信SBIネット銀行】
学生の方に断トツでおすすめなのが、住信SBIネット銀行です。
- 「引き出し」「振り込み」それぞれ5回/月まで無料
- 提携ATMが豊富(コンビニ大手3社、イオン、ゆうちょ)
- SBI証券と連携
学生だと通常、「引き出し」や「振り込み」の手数料無料回数はそれぞれ1~2回/月が相場ですが、
住信SBIネット銀行はそれぞれ 5回/月まで無料にできます。
条件はありますが、「ランク2」ならスマホの生体認証機能を登録する(スマート認証NEO)だけでOK!
スマート認証NEOは、ログインや取引時にパスワードの代わりに、スマホの生体認証(指紋認証、顔認証)を利用する機能です。パスワードに比べて安全かつスムーズになります。
住信SBIネット銀行の提携ATMは、コンビニ大手3社、イオン、ゆうちょが使えるので日常使いには十分です。
また、ネット証券会社最大手のSBI証券と連携できるのは、住信SBIネット銀行の「SBIハイブリット口座」だけです。
最近では、住信SBIネット銀行がPayPayのチャージ用口座にも追加されたので、PayPayのチャージのためにコンビニに行く必要もなくなりました!
口座の開設方法も簡単!本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)さえあれば、最短翌日口座開設が完了!(詳しくは、住信SBIネット銀行「オンライン口座開設お申込みから取引開始までの流れ」)
※「現住所」と「本人確認書類に記載の住所」が異なる場合は、「現住所」で申し込んでしまうと本人確認が完了できません。「本人確認書類に記載の住所」で申し込んでください。この場合、キャッシュカードなどの郵便物の送付先が「本人確認書類に記載の住所」になってしまいますが、受取は家族でも可能です。
\ 最短翌日口座開設完了 /
※2022年10月1日以降、キャッシュカード(デビット付)の発行手数料が有料(税込 1,100円)となります。
2022年9月30日までは無料でキャッシュカード(デビット付)を発行できるのでお早めに。
楽天証券ユーザーにおすすめ!【楽天銀行】
次におすすめなのが、楽天銀行です。
機能としては、住信SBIネット銀行には劣りますが、楽天証券ユーザーにはおすすめです。
- 「引き出し」「振り込み」それぞれ1回/月まで無料
- 提携ATMが豊富(コンビニ大手3社、イオン、ゆうちょ、三菱UFJ、みずほ)
- 楽天証券と連携
「口座残高10万円以上」という条件を達成すると、「引き出し」や「振り込み」の手数料がそれぞれ 1回/月まで無料になります。ここは、住信SBIネット銀行に比べると少し残念なポイントです。
口座の残高を50万円以上にすればそれぞれの無料回数は 2回/月にUPしますが、口座残高50万円をキープは多くの学生には難しいのではないでしょうか…
楽天銀行の提携ATMは、コンビニ大手3社、イオン、ゆうちょ、三菱UFJ、みずほが使えるのでまったく問題ありません。
優良証券会社の楽天証券と楽天銀行は「マネーブリッジ」で連携可能。
おまけで、マネーブリッジで連携すると預金金利が0.1%にUP!
口座の開設方法は簡単!本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)さえあれば、最短翌日口座開設が完了!(詳しくは、楽天銀行「口座開設の流れ」)
※「申し込みで入力した住所」と「本人確認書類に記載の住所」が異なる場合は、本人確認が完了できません。「申し込みで入力する住所」=「本人確認書類に記載の住所」となるように申し込んでください。本人確認書類の提出方法で「配達員へ提示」以外を選択すれば、郵便物の受取は家族でも可能です。
\ 最短翌日口座開設完了 /
※楽天銀行の申込時に「楽天銀行カード(クレジット機能付キャッシュカード)」を申し込んでしまうと、楽天カードの申し込みができなくなってしまいます。
楽天カードが欲しい方は、楽天銀行の申込時に「楽天銀行デビットカード(デビット機能付キャッシュカード)」で申し込むようにしてください。
まとめ│学生の日常使いにはネット銀行がおすすめ!
ネット銀行は、一般銀行と比べて日常使いするには便利です。
- ATMの使い勝手が良い→近くにコンビニがあればOK
- 一定回数までは手数料がかからない→「引き出し」や「振り込み」で余計な手数料が不要
- ネットバンキングの機能が使いやすい→スマホで「振り込み」や「残高確認」ができる
ネット銀行のデメリットである「窓口対応ができない」点に関しては、一般銀行の口座と併用すれば問題ありません。
- 日常使い→ネット銀行
- 窓口対応→一般銀行
大学生にオススメのネット銀行は二つ
- 住信SBIネット銀行→万人におすすめ!
- 楽天銀行→楽天証券ユーザーにおすすめ!
どちらの口座も持っていない!という方は、15分程度で簡単に申し込みができるのでとりあえず開設してみてはいかがでしょうか?
ノーリスクで開設できて、ATM手数料が無料になるならそれだけでお得だね!
当サイト「金次郎ブログ」では、学生に特化したお金の情報を発信しています。
お金に困らない社会人になるために、一緒に学んで行きましょう!
Twitter(@kinjiroblog)でも、学生が知って得するお金の情報を配信しているのでよかったらフォローしてみてください!!
コメント